四天王寺(前編)

四天王寺は今から1400年以上も前の推古天皇元年(593年)に建立されました。
聖徳太子建立七代寺のひとつとされています。
歴史は非常に長いんですが、たび重なる災害のため京都や奈良の古い寺とは違って、
古い建物はあまり残ってません。
家から自転車で15分のところにあるので、身近な存在です。
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ここが正面入口といったところでしょうか。
なんと、お寺なのに石の鳥居です。
もともとは木造だったのが、1294年に石の鳥居になりました。重要文化財です。
右側の石碑には「大日本佛法最初四天王寺」と記されています。
1946年には既存の仏教の宗派にはこだわらずに、和宗総本山として独立宣言をしています。
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「釈迦如来 転法輪処 当極楽土 東門中心」と書かれています。
これはお釈迦さんが説法を説くところであり、ここが極楽の東門の中心であるという意味だそうです。
昔はここから西にはすぐそばまで海になっていて、夕陽を拝して極楽往生を念じる聖地でした。
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裏から見た石の鳥居です。右側がちょっと欠けてますねえ。
ここは日本三鳥居のひとつです。
あとのふたつはというと、安芸の宮島にある木の鳥居と、吉野にある銅の鳥居だそうです。
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四天王寺の隣には四天王寺中学・高校があり、境内にも出入口がありました。
スポーツでも有名な学校です。
ちょうど横断幕にはインターハイで優勝した卓球の石川佳純や、北京オリンピックに出場した
オグシオの小椋久美子やテコンドーの岡本依子もこの学校出身なんですね。
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鳥居から歩いて最初の門が西大門です。
戦後に再建されてからは極楽門とも呼ばれています。
この門には珍しいものが付いているんです。それは・・・
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転法輪という手で回すハンドル?のようなものが4つあります。
これは仏陀が教えを説かれることを表す法輪(チャクラ)を小さくしたものです。
四天王寺に参拝する人はここを通るときに転法輪を回してました。
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試しに回してみよう・・・
説明板には「右へ回してください」と書いてあったんですが、間違って左に回してしまいました。
だいじょうぶかなあ?
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ここが中心伽藍です。
南から順に仁王門・五重塔・金堂・講堂がありますが、すべて戦後に再建された鉄筋コンクリート造です。
これらが創建当時から残っていれば間違いなく国宝なんでしょうけど、四天王寺には国宝に指定されている
建物はないです。
五重塔なんかは1959年に八代目として再建されてます。
このなかに入るには拝観料として300円いるので、パスしました。外からでも十分見えるし...
過去記事で紹介した万灯供養のときだけは無料です。
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南側にまわってみます。
これがすべて鉄筋コンクリートの建築物とは思えませんねえ・・・
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ちょうど中心伽藍の南側にある仁王門からは五重塔がひょっこり突き出てるように見えます。
この門の両側には仁王像があるので仁王門と呼ばれているとのことですが、正式には中門というそうです。
仁王像はどんなもんか見てみると・・・
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うーん・・・・まあこんな感じの仁王像でした。
先日、東大寺南大門の金剛力士像を見ているので余計にそう感じるのかも知れません。
(後で紹介する東大門にはもっと微妙な像がありました)
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これが南大門です。
赤い柱はコンクリートの質感がよくわかります。
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ここにも石碑がそびえていました。
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このようなありがたいお言葉もあちこちに展示してありました。
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そしてこれが東大門です。
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この門が一番新しい感じです。
両脇に立っている仁王像をどうぞ。
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うーん・・・・
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なんともいえない微妙な感じですねえ・・・
ひょっとして、現代風にスリムな仁王像にしたのかな?
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ここにもありがたいお言葉が。
なんと深いんでしょう・・・・
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ずっと門ばかりですが、これが最後の中之門です。
これはなかなかいい感じです。
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四天王寺はまだまだ見所満載ですので、明日は境内の様子を詳しく紹介します。

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