唐招提寺のみどころ(前編)

唐招提寺は鑑真和上により創建された南都六宗の1つである律宗の総本山です。
創建されたのは鑑真来日より5年後の759年です。
境内には国宝がごろごろ存在しており、なかでも金堂の美しさは形容する言葉が見つからないほど素晴らしいです。
それでは境内を順番に紹介しましょう。
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唐招提寺の玄関口でもある南大門です。
これは昭和35年に再建されたものです。
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でももっと古そうに感じますけど、この雰囲気のせいでしょうか・・・
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南大門の中心部に掲げられている扁額は複製で、本物は講堂内に展示してありました。
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おっと、これはいけませんねえ...
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南大門をくぐると左側には石碑が建ってます。
唐招提寺は1989年に「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録されています。
そして、正面を向くとそこには荘厳な姿をした金堂が目に飛び込んできます。
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これが金堂です。
奈良時代に建てられた金堂建築としては現存唯一のものです。
ここに立つだけで厳粛な気持ちになります。
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近づいてみると、全貌を見ることができます。
屋根の曲線といい、正面の円柱の力強さといい、見とれてしまいます。
1995年の阪神淡路大震災により金堂の基壇をも揺るがし、調査の結果直ちに修理が必要
ということになり、2000年から10年間に及ぶ金堂平成大修理が行なわれてます。
2001年には金堂をすっぽりと工事用の建物が覆ってしまい、土台だけになるまですべて解体されました。
そして2007年11月にすっかり組み立てられた金堂の屋根を間近で見られるということで、唐招提寺を
訪れて以来、すっかり気に入ってしまったというわけです。
そのときの様子は過去記事でどうぞ→(番外編)唐招提寺
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古代ギリシャの神殿を思わせるような円柱です。
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横からも素晴らしい眺めです。
そして四方で屋根を支えているのが・・・
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邪鬼です。
この解体修理で創建当時の天平時代のものと判明しました。
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1200年もの間、ずっと屋根を支え続けてます。
金堂内には本尊の廬舎那仏坐像、薬師如来立像、千手観音立像が安置されます。
いずれも国宝です。
この3体も今年6月に特別拝観で見てきましたが、どれもすごかったです。
来年秋には平成大修理も完了して、落慶法要が行なわれる予定です。
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金堂の奥には講堂があります。これも国宝です。
平城宮の東朝集殿を移築したもので、平城宮の面影をとどめる唯一の建築物として貴重です。
この中は見学自由です。
いろんな仏像が安置されていました。
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下から見上げても美しいです。
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鼓楼(ころう)です。
金堂と講堂の間の東側に建ってます。これも国宝です。
内部を見ることはできません。
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位置関係はこうなってます。
左が金堂、その奥に講堂、右が鼓楼です。
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鼓楼の東側には礼堂があります。これは重要文化財です。
鎌倉時代に建てられました。
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このように南北に長い建物です。
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途中にはこのように通り抜けができるようになってます。
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実際に通ってみると、ツバメの巣の跡がありました。
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他の参拝客もいるんですが、空いているので誰もいない瞬間を十分狙えます。
この日は天気も最高で、いい撮影日和でもありました。
礼堂の奥には有名な俳人の俳句があります。
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松尾芭蕉句碑です。
元禄元年にここで鑑真和上坐像を拝した際に芭蕉が詠んだ句碑だそうです。
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礼堂の東側に、前回記事で紹介した宝蔵と経蔵が建ってます。
手前が経蔵で、唐招提寺創建以前の新田部親王邸の米倉を改造したものといわれ、
日本最古の校倉です。これももちろん国宝です。
向こうが宝蔵で、こちらは唐招提寺創建にあわせて建てられたといわれています。
当然これも国宝です。
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経蔵のアップです。
木造建築で1200年以上も経過しているとはすごいですね。
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こうして宝蔵に入れるのも明日(3日)までです。
まだまだ境内は広いので、続きは次回ということで・・・
建物だけでなく自然も素晴らしいので、そのあたりも紹介します。

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