源聖寺坂


天王寺七坂もあと2つです。
源聖寺坂は生玉寺町から下寺町に通じる坂です。
IMG_4400_EL2.jpg
口縄坂と同様に、松屋町筋まで坂になってます。
左側に源聖寺があるので、その名を取っています。
IMG_2949_EL2.jpg
源聖寺です。
それでは上から見てみることにします。
前回紹介した口縄坂からはちょっと距離があります。
IMG_2608_EL2.jpg
谷町筋にある太平寺です。十三まいりのお寺として知られています。
今まで「十三まいり」の「十三」は地名の十三のことだと思ってました。
調べてみたら全然違うことがわかりました。
「十三まいり」とは13歳になった子供が虚空蔵菩薩の御縁日に智福の授与を祈ってお参りする行事のことでした。
この太平寺の左角をまっすぐ行けば口縄坂です。
そして源聖寺坂へはここから谷町筋を北(右)方向に歩いていきます。
IMG_2617_EL2.jpg
太平寺の北角にはこのような坂もありますが(写真ではわかりにくいですが急坂です)、
これは学園坂といって天王寺七坂には含まれてません。
この六万体交差点を個超えて一つ目の角を左(西)に曲がるとお寺だらけの生玉寺町です。
IMG_2621_EL2.jpg
角を曲がるとすぐにお寺が現れます。(月江寺です)
このまま左に進んでいくと道が右に直角に曲がっていて、今度は北向きに歩いていきます。
IMG_2639_EL2.jpg
この通りはまさしくお寺ストリートです。
道路の両側にはお寺しか見当たりません。
IMG_2662_EL2.jpg
そして、銀山寺の北角を左に曲がると源聖寺坂へと続いていきます。
IMG_1615_EL2.jpg
ちょうど舗装道路から石畳に変わっているところから下っています。
目の前にはスイスホテル南海大阪の超高層ビルがよく見えます。
IMG_2666_EL2.jpg
左側には銀山寺があります。源聖寺坂の案内看板にも登場しています。
IMG_2668_EL2.jpg
右側には真新しい齢延寺があります。
できたてほやほやって感じです。
IMG_2686_EL2.jpg
最近建替えたらしいです。
どんなお寺でも建てたときはこのような感じなんでしょうね。
IMG_1657_EL2.jpg
これらのお寺の塀に囲まれたなかを進んでいきます。
IMG_1621_EL2.jpg
車止めまでやってくると、ここからは石段になってます。
そしてこの坂は天王寺七坂のなかでも、いちばん曲がりくねった坂であるのがわかります。
S字カーブの坂ですね。
IMG_1622_EL2.jpg
おお、道頓堀のドンキホーテ観覧車もよく見えます。
IMG_1626_EL2.jpg
最後の右カーブを曲がると坂の出口が見えてきます。
IMG_1629_EL2.jpg
そして一気に下ります。
IMG_4422_EL2.jpg
途中で石段はなくなって、最後は緩やかな坂道です。
この辺りを撮影しているときに通りがかった地元のおばさまらしき人に声をかけられて、いろいろ教えてくれました。
昔は大相撲春場所になると、この近辺の寺が相撲部屋の宿舎として利用されていて、この源聖寺坂を関取衆が
上り下りして足腰を鍛えていたらしいです。
でも現在はほとんどの部屋が宿舎を別の場所に変更したので、そういう光景を見ることもなくなったそうです。
IMG_4406_EL2.jpg
坂の下には説明看板がありました。(上にもありました)
さきほどの齢延寺や銀山寺のことも書かれています。
IMG_4440_EL2.jpg
松屋町筋からの夕景です。
坂の途中には民家が5軒ほど並んで建ってます。
そして、その向こうにある銀色に輝く球体は・・・
ちょうどこの坂の上あたりはラブホテル街としても有名なところです。
こんな寺町にラブホテルなんかよく許可が下りたなあと昔から思ってましたが、やっと謎が解けました。
生玉には江戸時代の頃には出逢茶屋というものがあり、船場の商家の手代が人目を忍んでこの坂を上り、
出逢茶屋で逢瀬を重ねていたということらしいです。
それがそのままラブホテルとして現在も生玉には存在しているということです。
またひとつ勉強になりました。
IMG_2679_EL2.jpg
もうすっかり秋の空です。
IMG_2681_EL2.jpg
再び上まで上ってきました。
IMG_2683_EL2.jpg
手前の寺にも伝統がありますけど、奥のラブホテルにも伝統があり時代と共に形を変えてこの地に存在し続けることでしょう。
<おまけ>
IMG_4460_EL2.jpg
松屋町筋の下寺町1丁目にはお寺がたくさん並んでるんですが、そのなかでこんなお寺を発見!
IMG_2981_EL2.jpg
超超超超の瓦が並ぶ超心寺。
次回はいよいよラストの真言坂です。


カテゴリー: 天王寺七坂 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。