高麗橋野村ビルディングの中には太陽が・・・

前回、前々回と建物内部探索が続いているので、ついでにもうひとつ。
堺筋の高麗橋野村ビルディングです。
外観は過去記事をどうぞ→高麗橋野村ビルディング
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北側からの眺めも抜群です。
ここは一般の会社のビルなので、建物内部の写真を撮れるとは思ってなかったんですが、
ある土曜日にたまたまビルの前を通ったときに正面玄関のシャッターが開いていたので
中の様子を見てみると、受付らしきカウンターのなかにおじさんが座ってました。
「内部の写真を撮ってもいいですか」と訪ねてみると、「1階ロビーだけならいいですよ」と
うれしい返事が返ってきました。
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ロビーはこじんまりとしてますが、歴史あるビルにふさわしい雰囲気でした。
アーチ型になっている入口もタイル張りの外壁も昭和初期のままですね。
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床にはゼブラゾーンで囲まれた中心に十二支の文字が円状に描かれてます。
なにか神秘的なものを感じますね。
そして天井を見上げてみて、ひとつの謎が解けました。
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これを見た瞬間に「太陽や!」と思いました。
というのも、ビルの正面玄関にはこんな装飾があるのです。↓
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両端にぎりぎり写ってるのは、まさしく「月」です。
なんでここに月の装飾があるのかな? と不思議に思っていました。
これも設計者である安井武雄の感性なんでしょうか...
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ゼブラゾーンは階段下まで続いています。
そしてアーチ状の入口の上には絵画が飾られてます。
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重要文化財のようですが、野村美術館蔵となっているので複製画だと思います。
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さらに右に視線を移すと、レトロチックな看板があります。
写真場となっているところが渋いです。
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そして、このエレベーターも渋すぎますねえ。
片開きの扉といい、階数表示といい、ビル内部も大切に使われてきたのがよくわかります。
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エレベーターの間には私設の郵便函がありました。
おそらく各階から郵便物を投入すると、1階の郵便函に溜まるようになっているのでしょう。
この郵便函はダイビル本館にも設置してありました。
ダイビルの詳細は過去記事でどうぞ↓
ダイビルPart1
ダイビルPart2
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ダイビルのエレベーターホールです。
こっちの郵便函は金ピカでした。
近代建築の内部はなかなか撮影できないなかで、この野村高麗橋ビルディングの管理人?の
おじさんには感謝の気持ちでいっぱいです。

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