近鉄百貨店 阿倍野店

大阪の近代建築の昔写真を見ていると、現在は既になくなっている建物も結構あります。
近鉄百貨店の阿倍野店もそのうちのひとつで、現在は3代目の建物であることを知りました。
IMG_5745_EL1.jpg
既に見慣れた風景ですが、1988年(昭和63)に阿部野橋ターミナルビル新館完成と共に
リニューアルオープンしました。
それでは、その前の姿はどんなんかといいますと、
近鉄百貨店阿倍野店_昭和32年
[近代大阪の建築]より
2代目です。外観はそれほど変わってないです。
歩道橋は今と同じものだと思います。(いつできたんかな?)
近鉄百貨店という名称は1948年(昭和23)から使用されてます。
最初は大鉄百貨店として1937年(昭和12)にオープンしました。
というのも、旧大阪鉄道が店を開業したのが始まりなので、大鉄百貨店阿倍野本店という名称でした。
大鉄百貨店阿倍野店_昭和13年
[近代大阪の建築]より
昭和13年当時の写真です。
「大鐵百貨店」の文字が燦然と輝いてます。今見てもかっこいい建物ですね。
歩道橋はまだないということは、戦後にできたんでしょう。
この年に御堂筋線の難波~天王寺間が開業したので、地下鉄への入り口も確認できますね。
ご存知の方も多いと思いますが、この近鉄阿倍野橋ターミナルビルの建て替えがもうすぐ始まります。
そして、2014年には高さ300mの日本一の高さを誇る複合ビルになります。
でも、完成予想図を見てがっかりしました。
新近鉄百貨店
なんか積み木を積んだだけのようなデザインには独創性もなにも感じられません。
ほんとにこんなビルになってしまうのでしょうか...
IMG_5775_EL1.jpg
もっと今の建物を観察して、もうちょっとましなデザインにしてほしいものです。
高さも300m必要なんですかねえ。

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近鉄百貨店 阿倍野店 への2件のフィードバック

  1. チコ のコメント:

    SECRET: 0
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    私は結構新しいビルのデザインを気に入っています。
    尤も他の建物との対比を考えるとかなり浮いてしまうとは思いますが。
    まるで氷の世界の宮殿・・・そんな感じですね。
    所々ある緑は宮殿に住む人々のささやかなオアシスといった風情。
    これまでの建物と大きくデザインが変わるのはこれが初めてという事になりますね。

  2. カオス のコメント:

    SECRET: 0
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    あくまで完成予想図なので、実際に建ってみると違った印象になるかもしれませんね。
    この経済状況のなかで、建設計画が中止になったビルも増えてきてますけど、さすがは近鉄。
    完成まであと5年かあ...
    高さ300mまで無事に届いてるかな?

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